「人は、自分が気づいた時がターニングポイント」
その人が動くときって、その人が自分で「これは必要だ、動かなくちゃいけない」って思った時だけなんじゃないかという事です。
人から「これ、やったほうがいいよ」って言われて「わかった、やってみるわ」って言ってすぐに行動できる人は本当にまれです。
何個か「これとこれとこれはいいよ」って言って、しばらく間が空いてから聞いてみたら「何ひとつ行動していなかった」なんてよくあるな話ですからね。
普段の日常の中に、自分のためになる情報、お得な情報ってたくさん転がっています。
そして、すべての人々に、それらの情報にアクセスできる環境が整っています。
お金がなくたって図書館で本は借りられるし、近くにジムがなくたって家にいて体を鍛えることもできます。
これだけ「できる」環境が整っているのに行動しないという事は、これはやはり、その人自身が必要だっていう事に気付かないことが原因です。
気づくのが遅くなればなるほど損をするという話
過ぎ去った時間は戻ってきませんね。
ゲームみたいに「いったんセーブして、うまくいかなかったらまたセーブしたところからやり直せばいいや」ってことはできません。
常に時間は進行していきます。
なので、行動を起こすタイミングが遅ければ遅いほど自分にとって損になるわけです。
気づくのが早い人と、気づくのが遅い人では、そもそもスタートのタイミングが違うので、後から挽回するのって結構難しいですね。
どれだけ早く気づけるか、気づいて行動していくかしかないのですが、これはもう本人次第なところが大きいです。
素直な人は得をする
人の言っていることを素直に受け止められる人って得をします。
ここで言っている素直って、なんでもハイハイ聞いてしまってその通りにする人ではありませんよ。
「素直さ=人の意見に耳を傾けられて、自分のバイアスなくその人の話を理解すること」と思って読んでください。
人から何か情報を得るときって、まずその人の話に耳を傾けて言っていることを理解し(素直さ)、それを自分の中に落とし込んで、それから物事を判断(あるいは行動)していきますよね。
行動する人が得をするのは言うまでもありませんが、その前提として、人の意見に耳を傾けて理解することのできる「素直さ」はある程度必要なのではないかと感じています。
人からの意見は「気付き」を与えてくれる強力な薬です。
話を聞けないと損をする
ただ、この「人の意見に耳を傾ける」という行為自体ができない人もそれなりにいますね。
相手の話を聞く以前にシャットアウトしてしまうってことです。
そういうのを見ていると「せっかく他の人がいい情報を提供しているのにもったいないなー」と思います。
なぜならその情報をスルーした分だけ自分が損してしまうという事ですからね。
情報感度は人それぞれですが、まずは話を聞くことができるのかが最初のハードルになります。
素直な人は傾聴し行動が早い
この点素直な人は、「聞いてみて良さそうだから、とりあえずやってみるわ」って言ってすぐに行動を開始したりします。
気が付けば「運動を2週間すでに続けていました」みたいなことになっていたりもします。
素直な人って、人の話を聞くことが「できる」ので、その分自分の中に落とし込んで考える行為までたどり着いていると見ていて感じます。
少しでも知識を持っていたら先人と思う事もできる
昔から、「先人に学べ」って言葉がありますが、別に先人って、過去の偉大な人である必要はないですね。
日々の日常生活の中にあって、自分よりも少し先に物事をやっている人でいいわけですよね。
そう考えると、自分が知識0の状態なら、先人から学べる機会ってとてつもなく大きいですよ。
素直でいることって大切です。
人から情報を受け取ることで圧倒的に早く成長できる
一日の時間が限られているので、一人の人間が情報を吸収できる量なんて限られます。
自分で必死にスマホで調べていても、1日という時間が制限されている以上、当然調べられる量は限られるわけですからね。
なので、人からおすすめされる有益な情報ってとてもありがたいことです。
人の意見を聞くことは、自分の成長を加速させてくれる一つのエンジンになります。
どれだけ早く気が付けるか
どれだけ早く気が付けるかで、その人の考え方は変わってきます。
世の中に転がっている自分のためになるような情報に、気が付くか気が付かないかでその後の人生は大きく変わります。
そして、人からの意見は強力な情報収集の手段です。
人からの意見をただ聞き流すのか、意識して聞くのかで将来大きな差が生まれますね。
その事実にどれだけ早く気が付けるかが、人生の一つのターニングポイントになります。