「どんな能力があると仕事で差がつきますか?」
と聞かれた場合に、どのように答えるでしょうか。
「仕事のスキル」「仕事のセンス」「人間性」etc
何個か思い浮かべることができるかと思います。
でも、意外と見落とされがちな要素に「体力」があります。
仕事をするうえで、この体力というものがベースにあることはゆるぎない事実です。
特に
と感じる場合は、生活スタイルを変えていく時期に来ていますね。
体力があるのとないのとでは、仕事の成果に差が出てきてしまうことが多いです。
この経験は、少し過去を思い浮かべてもらうと、いくつか思い当たる節があるかもしれませんね。
この記事では、仕事と体力の関係性についてまとめていきます。
Contents
仕事は体力次第なところが大きい
「この人は体力がすさまじい」と感じる人が一人や二人身近にいるのではないでしょうか。
体力を武器に仕事を片付けていくタイプで、疲れている姿を見たことがないというような人ですね。
特に目立ったスキルやセンスはないのだけれども、仕事をどんどん片付けていく姿を見ていると、もはや「体力」が仕事をするうえで重要な要素になってくるのは疑いのない事実ですね。
一般的に20代のころのほうが体力があるわけですが、そんな若手が「すごい」と感じるような体力を持っている40、50代がいるのもまた事実です。
体力がないと仕事がうまくいかない
- 疲れた
- 眠い
- 仕事に集中できない
このような状態で仕事の時間を過ごしているのなら、おそらく自分の仕事がうまくいっていないことでしょう。
いずれも、体力切れで仕事をしている状態ですね。
その結果
- 仕事のミスが増えて上司に怒られる
- 判断力や処理能力が低下するので仕事が溜まる一方
- 難しい案件を先延ばしにしてプレッシャーから解放されない
なんて状態に陥ってしまいます。
仕事に必要な体力がないと、仕事がうまくいくわけないですね。
タフな仕事にはどうしても体力が必要
仕事の中には何かと「タフ」なものが混じっています。
これは、肉体的に疲れるというものではなく、精神的にもタフでないと仕事を処理することができないようなものですね。
- 組織や社員の運命を左右する責任の重い判断
- 将来が見えない中で成功を勝ち取らなければならない判断
これらの仕事は、それなりの不安やストレスを感じながら処理していくことになるので、必然的に体力が必要になります。
「仕事に集中できない」、「頭が回らない」なんて言ってられないんです。
判断して、結論を出さなくてはなりません。
「だれがどう見ても無茶ぶりだろ」みたいな案件なんて日常茶飯事ですね。
これが良いか悪いかは別として、スピーディーに対応していかないといけない場面では「判断しない」なんて選択肢はありませんから。
必然的に体力がないと務まらない仕事です。
経営者は体力が凄まじいと思う
仕事をしていて、小規模な組織を経営されている方と何度か一緒に仕事をしたことがあるのですが、とにかく経営者の方は体力がすごいと思う事が多かったですね。
平日休日関係なくとにかく作業
経営者であるので、「定時」とは無縁の存在ですね。
とにかく平日も休日も関係なく仕事をされている印象がありました。
仕事がない時であっても、何かしら体を動かしていることが多かったように思いますね。
自宅の庭の手入れ、ゴルフ、何かしらのスポーツと
「いつ休んでいるんですか?」と聞きたくなるような生活スタイルです。
ダラダラと「ゲームする」「YouTubeを見る」とかはあまりしないのでしょう。
多分、時間がもったいないと感じてしまうからかと思いますが。
楽しいからこそ疲れない
仕事の関係で、経営者の方と毎週一回長時間の打ち合わせしている時期がありました。
その時に感じたのが、その方は「とにかく疲れ知らず」という事です。
理由は単純で、仕事を楽しいと感じていたからですね。
好きなことをしているときが、何よりも一番パワーを発揮できる瞬間ですね。
私たちが仕事に必要な体力を確保するためには
仕事に体力が必要なことは既に述べた通りですが、私たちはどのように体力を確保していけばいいのでしょう。
特に、「最近体力が落ちてきたと感じる」場合は、今までの生活スタイルを見直す時期に来ているのかもしれませんね。
睡眠時間と睡眠の質は確保されているか
自分の睡眠に関して「点数」をつけるとしたら何点でしょうか。
睡眠が十分とれている場合は、朝起きたときに「よく眠れた」と感じ、前日の疲れが残っていないですね。
もし、自信のある点数が付けられないなら、睡眠に関して意識を向けることをおすすめします。
なお、私は毎日7時間以上の睡眠をとり、仕事の前に朝活を行っていますが、鵜移民をしっかりとり始めてから仕事に質が変わったことは間違いありません。

食事や運動のバランスを考えているか
食事
不規則な時間に不健康な食事を食べていませんか。
食事を抜いて栄養が脳に届かなかったり、食べ過ぎて午後の時間に眠くなっているようでは仕事に集中することはできないでしょう。
食生活を見直してみると、自分が思っている以上に「ダメな行動」をとっていることに気が付くと思います。
運動
また、運動をすることは仕事で大切な「脳」にも良い影響を与えることがわかっていますね。
運動と脳の関係については「脳を鍛えるには運動しかない」という著書がわかりやすいです。
生活習慣病の予防という事で運動が取り上げられることが多いですが、運動には他にも良い効果があることがわかっているので、なるべく日々の生活に取り入れていった方がいいことは明白です。


疲れを次の日に残さないように工夫しているか
夜遅くまでだらだらと仕事をしていたり、仕事終わりの飲み会が盛り上がって遅くまで飲み歩いていると、翌日に仕事の疲れを残すことになります。
前日に頑張りすぎて、次の日の午前中に自分の脳が使い物にならない状態なら、うまくいく仕事もうまくいかなくなります。
次の日の仕事の体力を残すために、翌日に疲れを残さないことも重要になります。
その為の工夫は以下のとおりです
- ダラダラと残業しない
- 無駄な飲み会に参加しない
- 仕事の効率化に努める
- 悩んでも仕方がないことをいつまでも悩まない
日々の心がけが翌日の仕事の成果を左右します。

仕事の中に楽しさを見つける
正直、これができると一番仕事でうまくいきますね。
仕事を楽しむことができると、体力なんて忘れてしまう程ですから。
何かと受け身で仕事をしていると、仕事の中に楽しみは見つけられないですね。
自分の頭で考えて、自分で行動できる裁量が持てると、仕事が徐々に楽しくなってきます。

【まとめ】仕事で成功するためには体力が必要
仕事と体力の関係について書いてきました。
やはり、活動のベースとなる体力があるかないかで仕事の成果が大きく左右されてしまう部分は否めないでしょう。
若手のころの仕事のやり方を引きずっていると、どこかで体力の限界を感じることがあるかもしれませんね。
そんな時は、自分の生活スタイルを見直すことで、無駄に体力を消耗することがなくなります。
睡眠、食事、運動、そして仕事を楽しむことを意識してみてはいかがですか。