社会人になると、目上の方と飲む機会が増えます。
飲み会にはいきたくないと思っていても、泣く泣くいかなければならないこともありますよね。
行きたくないと思っている飲み会に行かなければならないほど、辛いものはありません。
でも、どうせ行くことになるのなら、なるべく自分で辛いと思わない、場合によっては有意義な飲み会だったなと思えるようにしたいですね。
今回は、どうしても行かなければならない飲み会の時に、自分が疲れなくて済むための対処法を紹介していきます。
Contents
飲み始める前に釘をさしておく
まずは、いつまで続くかわからない飲み会の時間にゴールを設定しておくことが大切です。
ゴールを設定することで、だらだらと長い時間飲み続けることを防ぐことができます。
何も釘をささないで飲み会に参加すると、間違いなく帰るタイミングを失います。
途中から帰る話を出すよりは、事前に釘をさしておいた方が、帰るときにスムーズです。
それに、何時までと時間を決めることには自分にとっても効果がありますね。
なぜなら、終わりの時間が決まっているからです。
「この時間になったら帰れるんだ」と思えることで、少しは気分がポジティブになりますね。
今日は用事があるので途中で帰らなければならない。
今日は用事があるので「20時発の電車に乗って」帰らなければならない。
具体的な時間まで提示しておく方がゴールの時間は明確になります。
聞きたいことを時間内に効けるのかというちょっとしたゲーム
時間が決まったら、その時間をより有意義なものにできるように、何か目標を立ててみるのがおすすめです。
例えば以下のようなものですね
- 相手と自分の共通点と思えることを最低5個は発見する
- 相手が今まで語ったことのない趣味を聞き出してみる
- 自分が話したいと思ったことを3つ以上話題にしてみる
- 自分の知らないことを最低3つは学ぶ
このように、ただ飲み会に行くのではなく、何かしらの目的を持って行動してみたほうが、その飲み会に対して主体的に参加することができます。
主体的に参加できた方が、自分自身も楽しめますからね。
時間内に相手に聞いてみたいこと、自分が発信してみたいことを何個かイメージしてみましょう。
これは、何も大それたことをするわけではありませんよ。
自分の中で合格と思えるのなら、どんな基準でも大丈夫です。
気が進まない飲み会でも、時間を有意義に過ごすためのテクニックです。
相手が嫌いな場合はどうすればいいの
「相手のことが嫌いなので、そんなに話したくないよ」
って方もいらっしゃると思います。
そんな方でも、ちょっと方向性を変えて目標を立てていくことができます。
- 相手を喜ばせれば合格
- 相手におごってもらえれば合格
- 相手がお酒を5杯飲んだら合格
「相手を喜ばせれば合格」と聞くと、とりあえず話をハイハイ聞いていればいいかと思うかもしれませんが、それでは普段とあまり変わりませんね。
相手にどんな話題を振ったら喰い気味で話すのかという、あくまで自分が発信したことによる反応を見てみるとかが目標としては良いですね。
自分はその話題に興味はないけれども、相手が喜んだら合格と思う事です。
「相手におごってもらえたら合格」に関しては、夜ご飯代が浮いたと思えますね。
「相手がお酒を5杯飲んだら合格」に関しては、時間配分を気にしながら適度にお酒をサジェストしていくことが求められます。
わりと考えながら動く必要があります。
相手の話を聞いて趣味に付き合わされたらどうしよう
相手の話を聞くことを目的とした場合、相手の話を聞き出す過程で「面白いから今度一緒にどう?」って誘われることもあります。
話を聞くのはいいけれども、誘われるのはNGという方もいると思うので、その場合は距離を保ちながら話をする必要がありますね。
適度に距離を保つには、細かなところでスタンスの違いを見せておくのが効果的です。
例えば、相手がアウトドア系が好きならば、自分はインドア派だという事をさりげなくにおわせるなどです。
相手が発言した内容に「面白そうですね」って返してしまうと、相手も「興味があるのかな?誘ってみようかな。」って感じていまいます。
一定の距離を保ちながら相手を肯定する場合は、他の言葉のほうがいいですね。
「ハマっているんですね」といった相手の気持ちを汲み取るとか、物事に熱中している事実を言葉にして話すようにすると、相手を肯定するにとどまります。
適切な言葉が浮かばなければ、相手の発言を繰り返して言う方法が簡単ですね。
適度にオウム返しする感じです。
この合間にも「自分は違うタイプだけれども」というスタンスを交えながら話していくと適度な距離が保てますね。
趣味や嗜好が相手と真逆と思わせながら、相手の気持ちや事実を肯定するように話すと、誘われる機会は減ってきます。
【複数人の場合】静かに話せる人の隣の席を確保する
大勢が参加する飲み会の場合は、盛り上がる席と静かに飲める席が分かれてくることが多いですね。
自分が行きたくない飲み会に参加している場合は、なるべく体力を使わない方が疲れることはなくなります。
複数人での飲み会の場合は「静かに話せる人の隣の席を確保する」のがおすすめですね。
特にメリットがないのなら、無理に盛り上げる必要なありませんので、自分が退席する時間まで静かに飲んで話せるグループにいたほうが、無駄に体力を削られなくなります。
飲み会に興味が出てきたら、盛り上がっている方の席に参加すればいいだけです。
最初は遠目から様子をうかがっておくことも、飲み会の中の立ち回りには有効です。
まとめ
飲み会に行きたくないと思っていても、仕事上の付き合いでどうしても参加しなければならないこともあります。
どうせ行かなければならないのなら、その飲み会を少しでもプラスにできるような立ち回りをしていくことが重要です。
「目の前の飲み会から、自分はどんなメリットを引き出すことができるのか」
という目線をもって、飲み会に参加してみましょう。