目の前の仕事に対して
「これ、我慢する必要なんてあるのか?」
なんて考えてしまいますよね。
周りから「まだまだ我慢が足りない」とか「俺だって我慢しているんだから」なんて言葉を浴びせられて、いまいち納得できない我慢を強いられている方もいると思います。
「我慢すること」自体が悪いことではありませんが、何も考えずに目の前のことを我慢するのは良くありません。
我慢の種類を考えて、そこに合わせて行動していくことが大切です。
良い我慢と悪い我慢がある
我慢には種類があります。
「良い我慢」と「悪い我慢」ですね。
良い我慢とは将来の自分を豊かにしてくれるものです。
一方「悪い我慢」は将来の自分を蝕んでしまうものです。
なにかと受動的でいると、基本的には悪い我慢をしてしまうことが多くなります。
悪い我慢を続けてしまうと
悪い我慢を続けていくと、自分が消耗してしまうばかりか、大切な時間まで浪費してしまいますよね。
以下は悪い我慢の一例です
- 満員電車に乗る
- 膨大な量の仕事を言われるがままこなしていく
- 周りの人に合わせてしまう
- 無駄な飲み会に参加する
- 嫌いな上司に耐える
このようなことを続けていても「自分の将来を豊かにしてくれない」という事は想像できると思います。
悪い我慢を続けていても本当に体力を消耗してしまうだけですね。
会社で消耗してしまうと仕事が終わったときには疲れ切っていて、自分の時間で何もする気が起きないですよね。
家に帰って疲れ切って寝るだけ、次の日朝起きたらまた仕事で消耗するという悪循環になります。
この悪循環に陥ったら、良い我慢もできなくなってしまいますよね。
仕事が終わったら
「運動しようとしていたのに」
「勉強しようとしていたのに」
「読書をしようとしていたのに」
疲れていてやる気が起きない。。。
悪い我慢を続けていくと、何もできない状態に陥ってしまいます。
まずは、悪い我慢を排除していく
悪循環を止めるには、自分の将来を蝕んでいく「悪い我慢」を少しでも排除していくことが必要になります。
上の例でいえば、それぞれ以下のような改善策がありますね。
「満員電車に乗る」の改善策
- 少しでも職場の近くに住む
- 朝活をして通勤時間を早める
- 在宅ワークをする



「膨大な量の仕事を言われるがままこなしていく」の改善策
自分から業務効率や業務フローの改善を図っていく、組織に提案していく

「周りの人に合わせてしまう」の改善策
人は人、自分は自分。目の前にある価値観がすべてではないことを学んでいく。そして、その学びの機会を増やすために、自ら行動したり、本を読んだりしてみる。


「無駄な飲み会に参加する」の改善策
誘われても断るようにしていく


「嫌いな上司に耐える」の改善策
- 部署異動を希望する
- 転職を視野に入れる

いきなりすべてを解決していくのは難しいかもしれませんが、徐々に排除していくことで自分の生活に余裕が生まれてきます。
自分の中で余裕が生まれてくれば、良い我慢に使うためのエネルギーを確保することができます。
良い我慢を続けていくと
自分の中で何かやりたいことがあったり、掲げた目標に向かって行動していく中では、どこかで我慢を強いられるタイミングがあります。
体質改善のために筋トレをしてみたり、未知の分野の知識を習得するために勉強したり本を読んだりする中でも「我慢のしどころ」というのがありますね。
ただ、これらの我慢は将来の自分を豊かにしてくれます。
筋トレを続けていけば、数か月後には体質改善が実感できるでしょう。
勉強を続けていけばわからなかった部分も理解できるようになってきますね。
「我慢のしどころ」を乗り越えていった結果、後から成果がついてきます。
良い我慢は好循環につながる
この「成果を実感できる」というのはとても大事です。
一種の成功体験のようなものなので、次の目標を掲げたときにも「また頑張ろう」って思うことができます。
これは好循環につながるので自分の行動を加速させる原動力になりますね。
よい我慢を続けていくことは、自分にとってもプラスが大きく、将来を豊かなものにしてくれます。
良い我慢に慣れてくれば、我慢を我慢だと思わなくなるかもしれませんね。
今回は我慢についてまとめてみました。悪い我慢を排除し、良い我慢を増やす生活にシフトしていくことが大切ですね。