- 今やっている仕事がつまらない
- 上司から振られる仕事がつまらない
- 今やっている仕事が合わないと感じる
この記事では、上記のような悩みを持っている方に向けた記事です。
仕事がつまらないと感じてしまう社会人の方は多いですね。
特に20代のうちは自分ができることも少ないですし、「これやってなんの意味があるの?」というように、自分が行っている仕事にどんな意味があるのかがわからなかったりします。
私自身も社会人なりたての頃は仕事が面白いと感じるよりも、仕事がつまらないと感じる時の方が多かったです。
ただ、仕事がつまらないと感じるのには、それなりの理由があります。
そして、この「仕事がつまらない」と思う理由を自分がしっかりと理解しておくことが大切です。
もし、今仕事がつまらないと思っているのであれば、その感情に流されるままネガティブになることはよくありません。
いったん自分を客観視して、自分はどの部分につまらなさを感じているのだろうという事を考えていく癖をつけることが大切です。
仕事がつまらないと思う原因と、それぞれの対処法を書いてみます。
Contents
つまらない仕事とは
つまらない仕事とはどのようなものでしょう。
これは、一人一人によって異なってきますよね。
誰がやっても面白い、つまらないと感じる仕事があるわけではありません。
やりがいのある仕事とよく言いますが、やりがいなんて人によって異なってくるのです。
よくある、「キラキラとしたイメージ」に釣られてしまうことはよくありませんよ。
自分の頭で考えることが大切です。
営業が面白いと感じる人もいれば、データを使った分析が面白いと感じる人もいます。
文字を書くのが好きな人もいれば、人前に立って話をするのが好きな人もいるわけです。
私はアルバイトも含めてそれなりに仕事をしてきたわけですが、つまらないことは以下の通りでした
【つまらないこと】
- 同じ作業を淡々と繰り返すとき
- 仕事があまりにも暇なとき
- 職場環境が悪いとき
同じ作業を淡々と繰り返すとき
決まり切った仕事を毎日淡々と繰り返すことですね。
私の場合はこのルーチンワークは苦手です。
頭を使わない作業だし、飽きるからです。
もちろん、ある程度効率化できるものもあれば仕事自体を廃止できるものもあるので、自分の裁量が持てる部分もあるのですが、基本的にはルーチンワークは時間を無駄に使っている気がしてしまいます。
仕事があまりにも暇なとき
贅沢な悩みに聞こえてしまうかもしれませんが、仕事が暇すぎてもつまらないものです。
何もすることがなく「ぼーっ」と過ごしていると、これもまた時間を無駄にしている気がして耐えられなくなります。
大体、仕事量が多くて、その処理に追われていたとしても、その多くは効率化で改善できてしまうと思います。
ただ、目の前にある仕事を効率化していくだけだと、最終的にこういう「暇な状態」に陥ってしまいますね。

職場環境が悪いとき
仕事自体は楽しくても、職場の人間関係が悪いと仕事がやりにくくなりますよね。
ネガティブな人がいるだけで、その感情が周りにも伝染してしまいます。
職場にいるだけで自分のやる気も下がるので当然ですが、仕事の成果も低下していきます。
そうすると、仕事がつまらなくなってしまいますね。
面白い仕事とは
前半では「つまらない仕事」についてみていきました。
それでは、面白いと思う事はどんなことがあるでしょう。
これも「つまらない仕事」と同様、一人ひとり異なりますね。
私が感じた面白い仕事は以下のとおりでした。
【面白いこと】
- 自分の裁量で仕事ができて成果が出たとき
- 仕事ができる人とともに仕事をするとき
- 仕事全体の流れを理解して行動できるとき
自分の裁量で仕事ができて成果が出たとき
やはり、誰かから指示を出されてそれを淡々とこなして成果が出るよりは、自分で考えて行動してそれが成果に繋がった時の喜びの方が大きいです。
いろいろなルールに縛られて仕事をしていくよりも、自分で仕組みを作り上げていける方が自由度は高く面白いですね。
仕事ができる人と共に仕事をするとき
あなたの周りに「この人、仕事できるなー」と思える人はいますか?
その対象は決して上司でなくても構いませんね。
身近な同僚でも仕事ができる人がいるだけで、仕事環境はとても楽しくなります。
一緒に仕事をしていて学べることが多いので、自分の仕事も加速していく感覚があります。
物事の考え方に奥深さがある人だと、その考え方をマネしていくことができます。
自分のできることが増えていくことがわかるので、仕事ができる人と関わっているときは、仕事は楽しいですね。
周りに仕事ができる人がいたら、その人をよく観察していいところを盗むことは大切ですよ。
仕事全体の流れを理解して行動できるとき
とりわけ大きな組織で働いている場合は、自分に与えられている仕事は全体の仕事のうちの一部にすぎません。
仕事全体の流れがわからなければ、今目の前で行っている作業に意味を見出せなくなってしまいます。
ただ、その仕事の意味が分かってくると自分がどのように立ち回ることが適切なのかが見えてきますね。
そうすると、自分の仕事の中で無駄な作業というものが消えていくはずです。
少なくとも「これ何の意味があるの?」と今まで思っていた仕事であっても、全体の仕事の流れがわかれば、目の前の仕事にしっかりと意味があることがわかるはずです。
無駄な作業ではないことがわかれば、目の前の仕事に否定的になることはありませんね。
もちろん、本当に無駄であれば廃止に向けて行動していくだけです。
自分で、意味のない仕事をなくしていければ、つまらなさは軽減していきます。
つまらない状態を改善していくためには
自分が面白い、つまらないと思う事を洗い出す
仕事がつまらないと感じている場合の多くは、自分がどのようなことをつまらないと感じている。
逆に、どのようなことを面白いと感じるかを理解していない場合が多いです。
周りの環境や、一般的な概念みたいなものに縛られて「こういうものは面白いかも」みたいに、自分の本来の気質、特性を無視してしまうのです。
そうすると、いつまでたっても自分がその仕事を面白いと思えない、面白くしていく方法を理解できないと思います。
まずは、自分自身を理解するところから始めましょう。
上司に相談してみる
自分が面白い仕事、つまらない仕事が明確にわかったら、それを上司に伝えてみるのがまずはいいでしょう。
上司は、社員の仕事のモチベーションを気にします。
なぜなら、社員がモチベーション高く仕事をしてくれた方が、仕事の効率、生産性が良くなるからです。
社員のモチベーションが上がり、会社の生産性も上がるなら、会社と社員の双方にメリットがあります。
なので、上司も本人のモチベーションを上げる方向で人事を調整していきます。
自分が「面白い仕事」と思えてモチベーションが上がるものを、上司に丁寧に伝えてみましょう。
上司以外の同僚や部下に伝えるのはNG
仕事がつまらない時にやりがちなのが、同僚や部下に「仕事がつまらない」と話してしまう事ですね。
これがなぜNGなのかというと、同僚や部下も「どうすることもできない」からです。
実際の決定権を持っていないので、相談されても話を聞くことしかできないですね。
唯一、同僚や部下がアドバイスできるとしたら
「上司に相談してみたら?」
ですよね。
同僚や部下には話しやすい気持ちはわかりますが、本当につまらないと思っているのなら、しっかりと上司に話して交渉していくことが大切です。
プライベートの時間でも「面白い」を発見していく
プライベートで好きなことをすることはとても大事です。
これは、「プライベートでリフレッシュしましょう」とかそういうものではありません。
プライベートの時間も使ってみて
- 自分は何が向いているのか
- どういった特性があるのか
を発見していくのです。
プライベートの時間を使う理由は、仕事の範囲だとどうしても行動範囲が狭くなってしまうからです。
例えば、営業で外回りがメインの仕事だと「自分がデータ分析に向いているのか」ってわからないですよね。
なぜなら普段の仕事でデータ分析をそこまで行わないからです。
実際にやってみなければ、自分に合うかどうかなんてわからないですよね。
なので、プライベートの時間を使って普段仕事をしていることとは異なることをしてみるのがおすすめです。
行動した方が自分の向き不向きを発見できる可能性は高くなります。
理解したら行動していく
自分の面白いことつまらないことが理解出来たら、今の仕事にしっかりと取り組んでいくことです。
自分が面白いと思える方向に向かって仕事を調整していければ、徐々に「つまらない」と思えることが少なくなりますね。
少なくなってくれば、今の仕事にも前向きに取り組めます。
もし、面白いこと、つまらないことがわかったのに、今の職場で融通が利かないのであれば、副業を行ったり、転職を視野に入れてもいいかもしれませんね。