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読書で感じた7つのメリット【毎月10冊以上読んでわかった効果】

「本は読んだ方がいいとはわかっているけれども、なかなか気が進まない。」

このように思っていませんか。

「本を読むことでどんな効果があるのかいまいち実感できない」

という方もいらっしゃるのかもしれませんね。

自分の身の回りに読書家の友人知人がいれば、「本は読んだ方がいいよー」って言われたことがあると思います。

そして、こう言われたことのある人の大半(個人的に95%以上ぐらいな体感)は、実際に本を読んでいないのではないかと思います。

この記事では、全く読書をしなかった私が、一年間で150冊の本を読んでわかった読書をすることのメリットを書いていきます。

本は読んだ方がいいのか

なかなか行動をする気が起きないのが現実でしょう。

本を読むことに前向きになれない方にひとこと言うとすれば、やはり

「本は読むべき」

です(読書家の皆さんと同じ)。

最近では、本の要約サイトや、YouTubeで本を要約した内容を発信する人も増えてきていますね。

なので、この記事を読んでいる人の中には

わざわざ本を手にとって読まなくてもいいのでは?

と疑問に思う方もいるかもしれません。

ただ、これらの要約サイトは本の内容を要約しているので、必要最小限の要点だけ取り上げています。

その要点だけ聞いて全体を理解できる、つまり「1を聞いて10理解することが得意な人」であれば要約サイトだけでもいいかもしれませんね。

そうではないというのであれば、少なくとも自分が気になった内容の本を、自分で手に取って読んでいくことをお勧めします。

読書をして感じたメリット

2-1.新たな知見が得られる

本を読むことで得られるメリットは、なんといっても「自分の知らないことを知ることができる」事です。

読書は、自分を未知なる世界に連れて行ってくれるものです。

本から学べるものはとても多いですね。

例えば

  • 自分の頭では考えつかないようなアイデア
  • 物事を見る視点

というものを本から学ぶことができますね。

様々な物の見方を養うことができれば、実生活で役立てていくこともできます。

2-2.効率よく学ぶことができる

本には様々なジャンルがありますね。

  • ITなどの情報分野
  • 金融分野
  • 法律分野
  • 心理学
  • 脳科学
  • 哲学

など、取り上げていったらキリがないわけです。

それぞれの分野を自分だけで一から学んでいこうとすれば、膨大な時間がかかってしまいますよね。

ただし、これらの本は「その道の専門家が書いている」ものになるので、体系的にまとまった知識が一冊の中に、しかも初心者にもわかりやすい説明で書かれているわけです。

初めから体系的にまとまった知識を吸収できるので、とても効率がいいです。

一つの分野の本を数冊読むだけで、その分野に関するそれなりの知識の基盤を作ることができますね。

もし未知のジャンルを学びたいのであれば、このように、初めは本から入ってもいいかもしれません。

また、仕事術とか時間術とか起業系の話であっても同じことが言えます。

その人が20年30年かけて積み上げてきたものを、物の2,3時間で学べてしまう(疑似体験できてしまう)というのは、おそろしく時間効率がいいことですよ。

2-3.自分の無知を知る

それなりの本を読んでいくと、自分の知識量の少なさを思い知ることになります。

世の中の情報量は膨大なので、自分がそのすべての知識を手に入れることはできませんが、知らないよりは知っていた方が自分のためになるような知識は多いですよね。

本を読み進めていくと、自分の知らない世界が多いので、自分の無知を知ることになります

この「自分の無知を知る」ことは一見ネガティブに聞こえてしまうかもしれませんが、これはメリットそのものです。

自分の無知を知ることは、今の自分を正確に把握でき、得られたほうがいいと思う情報に向かって勉強していくための原動力にもなります。

自分が何も知らないという事を理解できていないことよりも、自分が知らないことが多いことを理解できていた方が、能動的に情報を取りに行く習慣が身につきますね。

2-4.興味が広がる

読書をしていると、自分の知らないことに出会えるので純粋に興味を広げることができます

今読んでいる本の内容が面白いという事もありますし、読んでいる本の中で、その本とは異なる分野について少々触れていたりとか、別の著者の本を紹介していることもあります。

例えば、脳科学の本なのだけれども、心理学についても触れられていたり、おすすめの心理学本が紹介されているといった具合です。

私自身、あるジャンルから別のジャンルへ興味が移っていく経験をしています。

IT → 金融系 → 自己啓発系 → 脳科学 → 心理学

と興味が移っていき、自分にとって新しい分野の本を読むきっかけになりました。

こうして見ると、それぞれが関りがないように思いますが、読んでいる中でその次のジャンルにつながっていったんですよね。

最初に特に興味のなかった「脳科学」の本を見せられてもあまり魅力的に見えなかったと思います。

でも、今読んでいる本の内容から関連付けて派生されていく場合は、自然とほかの分野への興味が深まることがあります。

本は、興味を広げてくれるものでもありますね。

2-5.表現力がアップする

本を読んでいれば様々な言葉に触れていきます。

著者が異なれば、物事の言い回しが若干異なってきたりするものです。

端的に勢いよく物事を語っていく文章もあれば、丁寧に細かく語っていく表現も存在しています。

これだけ多くの文章に触れていれば、語彙力がアップします。

語彙力がアップすれば、それは自分から発信していくときの表現力のアップにつながりますね。

表現力が豊かになれば、自分の考えていることを相手に伝えやすくなります。

自分のことを正確に表現できるというのは、日々の生活にも役立ちますよ。

2-6.考える力がつく

本を読んでいれば、同じ分野なのに著者によって言っていることが異なってくることがありますよね。

「本に書かれていることがすべて正しい」というわけではありません

例えば成功者の自伝的なものであれば、その手法が成功するかは時代にも左右される部分がありますよね。

過去の成功手法がそのまま現代に使えるとは限らないわけです。

そうなると、読書を進めていく中でも疑問を持つことは大切になっていきます。

  • これって本当にそうなのだろうか
  • 現代に通用する内容なのか

という目線を持つことは、本に書かれている内容を鵜吞みにしないという点ではとても大切です。

よく、本から「他人の考え方を学ぶ」という話を聞きます。

もちろんこれはそのとおりだと思いますが、もう一つ付け加えたいものがあります。

それは、情報を目の前にして、その情報をどのように扱ったらいいかという「自分で考える癖をつける」ことです。

これを意識して読むことで、情報を取捨選択するための「考える力」が身についていきますね。

2-7.自分自身の行動につながる

読書をすることは、自分自身の行動のきっかけにつながるものです。

例えば

「睡眠の質を向上させたい」

という思いで、睡眠、脳科学関連の本を読んだとしましょう。

本文中に

「ああすればいい、こうすればいい」

と、具体的な行動の方法が書かれていますよね。

その中の一つを実践するだけでも、今までの自分とは違うわけです。

本に背中を押されて、自分自身が行動に移していくことができるというのも大きなメリットですね。

読書だけではダメ?アウトプットが大切です本を読んでいるけれども、自分の成長を感じられない、なんだか前に進んでいる気がしないと感じていませんか。それは、アウトプットが足りないだけかもしれません。本を読むことはインプットです。インプットだけでは自分は成長していかないですね。本を読んでアウトプットしていくことが大切です。...

【まとめ】読書をすることはメリットでしかない

読書についてのメリットをまとめてみました。

読書は隙間時間から始められてメリットも多いものです。

本でインプットした情報を実生活でアウトプットすることで、さらにその効果が加速することでしょう。